オンラインポーカー基本戦略
ポーカーの確率を知る
ただ運任せにゲームをしていてもポーカーで稼ぐことはできません。
プロポーカーと言われる方たちがいるようにポーカーは知識と経験で、勝率がグンとあがります。
経験は今から積んでいくとして知識だけは付けておく事をオススメします。
まずは勝てる確率を知っておくことです。
ホールカードには統計学から導きだされた勝率が決まっています。
最も勝率が高い「A A」で勝負した場合、勝てる勝率は84.9%、負ける確率は14.5%、引き分けの確率は0.6%です。
最も勝率が低い「3 2」で勝負した場合、勝てる確率は29.2%、負ける確率は64.6%、引き分けの確率は6.1%です。
ゲームへの参加は勝てる確率の高いホールカードが手元に来た時だけに限定しましょう!
これが最低限の勝つための知識です。覚えるだけなので簡単ですよね!
勝負をする前に対戦相手を観察する
全てのゲームをプレイする必要はありません。
ポーカーを始めたばかりのプレイヤーは、全てのハンドをプレイしないといけないと思う傾向にありますが、これでは負けてしまいます。
時間をかけて、ポケットカード、テーブルでのチップスタックポジション、対戦相手を注意深く観察してください。
またオッズも重要です。オッズが有利でないなら、フォールドすべきです。
たくさんプレイすることが、たくさん勝つことにはなりません。
これだ!という時が来るまで待つことも戦略の一つです。
テーブルポジションについて注意する
ポーカーでは、手持ちのカードでプレイするかどうかは、ディーラーからみての自分のポジションによります。
ディーラーボタンと自分の間にある席を数えます。
自分の席から始めて、右に回りに数えます(反時計回り)。
そしてボタンの位置からアーリーポジション、ミドルポジション、レイトポジションと分類されます。
有利なポジションに着席できるなら「レイトポジション」に位置します。
レイトポジションになるにしたがって、他のプレイヤーのアクションを見てから自分のアクションの判断ができるため、損失の最小化させるためのポットコントロールがしやすくなり有利となります。
もし席数が少ないなら、自分は「アーリーポジション」に位置することになります。
この場合、自分は対戦相手より前にアクションを取る必要があります。情報量が少ないのでタイトめにプレイするようにします。
自分のプレイスタイルや特定のハンドでのポケットカードにより、両方のポジションは有利になりえます。
最も有利なポジションはD(ディーラー)またはCO(カットオフ)とされています。逆に不利なポジションはUTG(アンダーザガン)、SB(スモールブラインド)、BB(ビッグブラインド)が不利とされています。
ポーカーは「対戦相手が少なければ少ないほど勝率が上がる」ゲームです。SBやBBのポジションからベットした場合、他のプレイヤーが次々にゲームに参加してくる可能性があり、対戦相手が増えるほど勝率が低下します。逆にDのポジションだったら、自分の順番が回ってくるまでに参加者が多いか少ないかわかるので、より総合的な判断ができるのです。
ベット前に考えること
ハンドを完成させてるのか?
それとも良いハンドにするために、ドローしているのか?対戦相手を観察しましょう。
彼らは完成したハンドを持っていると思うのか?
それとも彼らもドローハンドを持っているのか?
貴方はどのハンドなら勝つことができるのか?
そして、どのハンドが自分を負けにするのか?
これらの事をポーカーハンドでアクションを取る前に考えるようにします。
相手をイメージし、自分をイメージさせる
自分が対戦相手のプレイスタイルを観察することが出来るということは、反対に対戦相手も自分を観察することができるということです。
ポーカーテーブルに座ってプレイする時、自分のテーブルイメージを作っていることになります。
自分のプレイの仕方やテーブルイメージは、自分のハンドの勝ち方に影響します。自分がハンドをプレイする度に、対戦相手は自分の全てのアクションを観察します。
自分のレイズやコールの回数は覚えておいた方がよいです。
またアグレッシブなレイズをした事などは、テーブルで良く覚えられます。自分のカードをマックすることも活用します。
反対に、自分のカードを見せる場合が有利に働く場合もあります。時には自分の戦略が裏目に出ることもあります。
自分の対戦相手が見ることができるものを制限しましょう。ポーカーは、対戦相手を読むだけではありません。自分をどのように見せるかも重要です。